オカヤドカリの一生
オカヤドカリの一生
おかやどかりの一生は、メスが幼生を海に放ったときから始まります。
その後、脱皮を何度も経験し、体の形を変化させながら、すむ場所も変えていきます。
ゾエア幼生と呼ばれる赤ちゃんの時代は海中を漂いながら過ごし、少しずつ成長していきます。
生まれたばかりの第1期ゾエア幼生は、4回脱皮して第 5 期ゾエア幼生となります。
さらに 1 回脱皮するとグラウコトエという名の幼生になり、はさみ脚や歩脚ができてオカヤドカリの形に
ぐんと近づいていきます。脚で水をかいて泳ぐだけでなく、海底をはう事も出来るようになり、
時には砂浜でも動き回ります。こうして、だんだん海から陸へと生活場所を変えていきます。
しかし、海には幼生を食べる魚が多く、生き延びるのは大変なことです。
またゾエアからグラウコトエに変わる途中で、脱皮しきれずに死ぬケースが多いことが飼育下の実験で
証明されています。海中生活を生き抜き、陸にたどりつけるのは奇跡的な確率なのです。
おとなへの第一歩は、もう一度脱皮したのち、稚ヤドカリとなって上陸したときに始まります。
体はまだとても小さく米粒ほどですが、形はすっかり親のおかやどかりと同じです。
上陸すると、自分の体にあった小さな貝殻を見つけて背負い、しばらく砂浜で暮らします。
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